発毛剤の真実【絶対生える発毛剤ってあるの?】

抜け毛や薄毛を改善するアイテムとして、発毛剤や育毛剤は役立ちます。

近年では男性だけではなく、女性も念入りにヘアケアを行うようになりました。

しかし、発毛剤と育毛剤は似ているようで大きな違いがあることをご存知でしょうか?

発毛剤と育毛剤は違う?

スカルプDを販売するアンファー株式会社が1,000人の男性を対象にアンケートを取ってみたところ、発毛剤と育毛剤の違いを理解している方は僅か3%だったというデータが出ました。

参考:育毛剤と発毛剤の違いを理解している人は少ない(スカルプD)

そこで、まずは発毛剤と育毛剤の違いを比較表で見ていきましょう。

ヘアケア用品発毛剤育毛剤
製品の種類医薬品医薬部外品
使用用途薄毛の治療抜け毛の予防
対象者AGAや壮年性脱毛症の人軽度のAGAや健常な方
期待できる効果新たな髪の毛を増やす髪の毛が育ちやすい環境を作る
副作用頭皮のかぶれや赤みなど頭皮トラブルや頭痛、むくみなど

「育毛剤は髪の毛を生やす製品でしょ?」

とイメージしているかもしれませんが、実はそれは間違い。

発毛剤は医薬品の効能で髪の毛を生やして抜け毛を防ぐのに対して、育毛剤は髪の毛を育てて抜け毛を防ぐという違いがあります。

つまり、育毛剤は頭皮環境を整えて髪の毛を太く育てる効果しか得られないため、脱毛箇所に新たな髪の毛を生やせる発毛剤とは違うわけです。

発毛効果という側面で見ると、育毛剤よりも発毛剤の方が上だと言えるでしょう。

それは育毛剤が医薬部外品なのに対して、発毛剤が第1類医薬品に分類されているからです。

薬機法(旧薬事法)によると、ヘアケア用品だけではなくスキンケア用品などは、

ポイント

  • 医薬品:病気の治療が目的のお薬で厚生労働省から有効成分の効果が認められている
  • 医薬部外品:厚生労働省が許可した成分の配合で、治療よりも防止や衛生を目的に作られている
  • 化粧品:医薬部外品よりも更に効果が穏やかで、肌を清潔にしたり健やかに保ったりする

の3つに分類されています。

参考:「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」にはどんな違いがあるの?(花王)

発毛剤と育毛剤、どちらも頭皮や髪の毛に対して効果的に働きかけてくれますが、抜け毛や薄毛の対策を始めるに当たっては両者の違いをしっかりと把握しておく必要があります。

発毛剤が向いている人と育毛剤が向いている人

発毛剤と育毛剤は効果が異なるので、どちらが向いているのか、人によって異なってきます。

発毛剤が向いている人の特徴

  • クリニックでの診断でAGA(男性型脱毛症)を発症していることがわかった
  • 抜け毛を減らすだけではなく、今よりも髪の毛を増やしたい
  • 頭頂部や前頭部の脱毛の箇所が目立っている

育毛剤が向いている人の特徴

  • AGAを発症しているが薄毛の症状はそこまで進行していない
  • 髪の毛全体が細くなってボリュームダウンしている
  • 頭皮環境を整えて毛髪をしっかりと育てたい

ということで、

  • 薄毛の症状が進行している男性は発毛剤
  • まだ軽度の状態の男性には育毛剤

といった使い分けがおすすめです。

また、医薬品の発毛剤の中には、

  • 「高血圧の症状がある人は使えない」
  • 「過去に高血圧だった人も注意が必要」

と注意喚起が記載されています。

個人の病歴によっては発毛剤を使えないケースもあるので、そんな場合は穏やかな作用が期待できる育毛剤でヘアケアを進めていきましょう。

発毛剤と育毛剤は同時に使っても大丈夫?

抜け毛や薄毛の症状で悩んでいると、

「育毛剤で髪の毛を育てながら、発毛剤で生やすのが良いのでは?」

という考えが頭をよぎったりします。

ですが、発毛剤と育毛剤の併用はあまり推奨されていません。

発毛剤と育毛剤の併用が危険というわけではありませんが、副作用のリスクが強まる恐れがあります。

両方の液体を毎日頭皮に塗布することになりますので、かぶれや赤みなどの炎症で悩まされやすくなるわけです。

そのため、自分の毛髪の状態や薄毛の原因をしっかりと見極めて、育毛剤で良いのか発毛剤を使うべきなのか検討してみましょう。

発毛剤に配合される成分

発毛剤の中に配合されている代表的な成分はミノキシジル(Minoxidil)です。

ミノキシジルは髪の毛を生やす成分として、日本で唯一厚生労働省から認可されています。

つまり、

「ミノキシジルが配合されているのが発毛剤」

であり、

「それ以外の医薬部外品は育毛剤」

である、と覚えておいてOKです。

ミノキシジルは医薬品成分であり、医薬部外品である育毛剤の中には配合されません。

「AGA(男性型脱毛症)を治療したい」

「髪の毛をちゃんと生やしたい」

という場合には、ミノキシジルが含まれている発毛剤を使いましょう。

育毛剤が抜け毛を予防したり髪の毛を育てたりといった効果なのに対して、ミノキシジル配合の発毛剤は脱毛箇所に新たに髪の毛を生やすことができます。

ミノキシジルの成分が配合されている発毛剤は、

発毛剤の購入方法

  • 薬局やドラッグストアなどの実店舗で対面で購入する
  • AGA専門クリニックや病院で医師から処方してもらう
  • 海外の医薬品を販売している個人輸入代行サイトを使う

といった方法で購入することができます。

ただし、個人輸入代行サイトは怪しい業者も多く、

「全く違う商品が届いた」

「商品の中身が違った」

といったトラブルも少なくないようです。

育毛剤や発毛剤は自分の身体に直接使うものなので、もしミノキシジルで抜け毛や薄毛の対策を始めたいなら、薬局やクリニックを利用しましょう。

薬局やAGA専門クリニックに相談すれば、正規品のミノキシジル成分配合の発毛剤を手に入れられます。

発毛剤でどうして毛が生えるの?

「なぜ発毛剤を使用すると髪の毛が生えるの?」

考えてみれば不思議なことですよね。

育毛剤には髪の毛を育てて抜け毛を予防する効果しかありませんが、発毛剤には髪の毛を生やす効能が認められています。

ご紹介した通り、発毛剤の中には医薬品成分のミノキシジルが配合されています。

『ミノキシジル成分を含む発毛剤』の使用で髪の毛が生えるメカニズムは、

発毛剤の発毛のメカニズム

  1. 発毛剤を頭皮に塗布してミノキシジル成分を浸透させる
  2. 髪の毛を作り出す場所の毛母細胞を活性化させる
  3. 同時に血管拡張作用で頭皮の血行を促進する
  4. 毛母細胞に栄養が行き渡って髪の毛の成長が促される
  5. 脱毛している箇所に新たな髪の毛を増やす効果が期待できる

というものです。

発毛剤は血管拡張作用を持つ薬用成分のミノキシジルのおかげで、発毛効果が期待できるわけです。

ミノキシジルの効果と副作用について詳しくは↓こちらをご覧ください。

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ミノキシジルの効果と副作用【唯一公認された発毛成分?】

ミノキシジル(Minoxidil)とは、AGA(男性型脱毛症)の治療薬として使われている成分です。 元々は血管拡張薬として開発されましたが、後に発毛効果を持つことがわかりました。 今現在、ミノキシジル ...

続きを見る

ただし、副作用のリスクで比較してみると、育毛剤よりも発毛剤の方が高くなってしまいます。

ミノキシジル配合の発毛剤で引き起こされやすい副作用は主に次の2つです。

ミノキシジルの副作用

  • 頭皮のかゆみやかぶれ
  • 頭痛や動悸、抑うつ感

医薬部外品の育毛剤でも、頭皮のかゆみやかぶれなどの症状が出ることはありますが、発毛剤は皮膚トラブル以外の不快な症状の恐れがあります。

このように聞くと、

「本当に薄毛対策で使っても大丈夫なの?」

と思ってしまうかもしれません。

しかし、発毛剤レベルでのミノキシジルの副作用は限定的です。

1回の使用量など正しい使い方をしていれば安全に薄毛対策ができます。

一方で内服薬タイプのミノキシジルタブレットは、発毛剤よりも重篤な副作用のリスクがあるので気をつけましょう。

絶対生える発毛剤ってあるの?

ミノキシジル成分が含まれた発毛剤でも、

「絶対に髪の毛が生える」

「100%の効果が期待できる」

と言い切ることはできません。

例えば、加齢による影響で毛母細胞が死滅していると細胞分裂ができませんので、ツルツルの頭皮に発毛剤を塗布しても意味がないわけです。

それでも、自然派成分が含まれた育毛剤と比較すれば、発毛剤の使用で髪の毛が生える確率を高めることはできます。

「何としてでも髪の毛を生やしたい!」

と悩んでいるあなたに、おすすめの発毛剤をいくつか挙げてみましょう。

リアップX5プラスローション

リアップシリーズは、大正製薬から販売されている発毛剤です。

このシリーズの中でも、『リアップX5プラスローション』は、

壮年性脱毛症やAGA(男性型脱毛症)による抜け毛や薄毛

に効果を発揮します。

『リアップX5プラスローション』の特徴や強みは次の3つです。

リアップX5の特徴

  • ミノキシジルの濃度は5%で、国内で許可されている中で最も多い
  • 頭皮の皮脂の過剰分泌を抑えるピリドキシン塩酸塩で頭皮環境を整えられる
  • l-メントールの配合でスーっとした使用感を得られる

頭皮の皮脂が増えて毛穴の中に詰まると、髪の毛の成長に支障が出て抜け毛や薄毛の症状が進行しやすくなります。

『リアップX5プラスローション』はミノキシジルの効果で発毛を促すだけではなく、皮脂の分泌量を抑えて頭皮トラブルの予防もできる発毛剤です。

大正製薬で実施した臨床試験では、8週間使い続けた時の発毛量がリアップで14.3本だったのに対して、『リアップX5プラスローション』は19本でした。

少しでも効果の高い発毛剤で薄毛対策をするなら、『リアップX5プラスローション』を選んでみてください。

スカルプD メディカルミノキ5

『スカルプD メディカルミノキ5』は、株式会社アンファーから販売されている発毛剤です。

テレビで『スカルプDのシャンプー』のコマーシャルを見たことがあるかもしれませんね。

その発毛剤バージョンが『スカルプD メディカルミノキ5』で、2018年の8月に発売された比較的新しい製品です。

『スカルプD メディカルミノキ5』には、

ポイント

  • 発毛成分のミノキシジルの配合濃度は5%と高い
  • 吸湿性と保水性に優れた2種類の保湿剤を含む
  • 4ヵ月で効果がなかった時はアンファーと提携するクリニックの治療費が最大30,000円分無料になる

といった特徴があります。

提携クリニックの治療費が無料になるミノキ補償を取り入れているのは、数多くの発毛剤の中でも『スカルプD メディカルミノキ5』だけです。

リグロEX5

『リグロEX5』は、2018年の11月にロート製薬から新発売された男性用の発毛剤です。

『リアップX5プラスローション』や『スカルプD メディカルミノキ5』と同じように、『リグロEX』も全国の薬局やドラッグストアで購入できます。

『リグロEX5』の中には5%のミノキシジル成分が含まれているので、頭皮の血管拡張作用で発毛に導いてくれる仕組みです。

他の余計な成分は入っていないため、『リグロEX5』はミノキシジルの効果だけを実感できます。

市販の育毛剤や生活習慣の見直しで変化を実感できなかったなら、『リグロEX5』を使ってみるのもいいかもしれません。

ラボモ ヘアグロウ ミノキシ5

『ラボモ ヘアグロウ ミノキシ5』は、かつらを販売している企業として有名なアートネイチャーから販売されている発毛剤です。

上で紹介した他の発毛剤と同じように、『ラボモ ヘアグロウ ミノキシ5』の中には5%のミノキシジルが配合されています。

国内の製品の中でミノキシジル最大濃度ですので、「髪の毛が生える」×「抜け毛の進行を防ぐ」といったケアが可能!

1回分の薬液を簡単に測定できる便利なドーム構造になっていますので、『ラボモ ヘアグロウ ミノキシ5』はかなり使いやすい発毛剤です。

LABOMOシリーズには、発毛剤以外にもスカルプローションやシャンプーなど様々な製品があるので、詳細は公式サイトで確認してみてください。

まとめ

発毛剤の真実や育毛剤との違いについて解説してきました。

似たような名称ですので混同しやすいのですが、

  • 「育毛剤は医薬部外品で抜け毛を防ぐ効果を持つ」
  • 「発毛剤は医薬品で髪の毛を生やす効果を持つ」

と、実は大きな違いがあります。

育毛剤や発毛剤などのヘアケア製品のポテンシャルを最大限に引き出すためにも、自分の症状に合わせて、適切なヘアケア商品を選ぶようにしましょう。

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